なかなか進まない枕づくり

院長は商売人というより職人に近いタイプです。(近江商人の血はどこに行ったんでしょう?)


毎日この軒先で「寒い、寒い」と言いながら作業しています。上の方にいくつもあるカマボコ型の木材が、これから枕に化けます。

現在製作中の木枕はこれまでに無いカタチで、初心者でも使い易く、私も数日前から使い始めましたが一晩頭の下に敷いていても痛くならないし、身内びいきしなくても本当に素晴らしい完成度です。院長も、『一生ものの枕』と豪語しています。
が、あまりにもこだわりすぎて、全然数がつくれないのが難点…
今週末出店する京都・知恩寺の手づくり市では、超少数の限定発売になりそうです。しかも、枕の素材として使っている木材がもう手に入らない可能性もあって、本当に幻の木まくらになってしまうかも…。
『枕マニアの方、前日の夜から並んでがんばって手に入れて下さい。(院長)』とのことです。お近くの方は院長の血と汗と涙と愛のこもった手づくり木まくらをぜひ見にいらして下さいね。

真剣な表情で木片を割る院長