鼻風邪をひいてます

3日前、風邪をひきました。
扁桃腺が弱く、昔からよく喉を腫らして風邪をこじらせる体力のない子でした。大人になって、日常の食べ物や睡眠時間などに気を配れるようになって予防が上手くなったのでしょうか、はたまた体力がついたのか、子ども時代に比べると丈夫な体になったと自負しています。
ところが今回の風邪、鼻からきました。多少の倦怠感はあるものの、とにかく鼻水が止まらない。(汚い話しで失礼!)療法院のスタッフ以外に、講師をしているので鼻・喉は大切な商売道具でもあるのですが、とにかくティッシュが手放せません。はやく、この鼻声から脱したいです…鼻の下も、擦れて真っ赤…うう。


ところで、市販のティッシュペーパーはなぜ紙箱に入っているのでしょう?
いつも、開けずらく・残量が減った時は取り出しにくく・捨てるときにもつぶすひと手間があり・その上、資源の無駄で、購入するときには心無しか抵抗感がありました。鼻かみにはハンカチや手ぬぐいを持ち歩いたり、台拭きや雑巾を使うよう心がけても、やはり今まで使い慣れたティッシュという便利な物を完全に生活から排除することは難しいように感じました。
もやもやと考えているときに出会ったのが、ビニールに入ったティッシュでした。近くのホームセンターに売っていたのですが、ふつうの箱ティッシュと同じ分量のティッシュが、箱の代わりにビニールに入っています。開けるときにはポケットティッシュのように点線を左右に引くだけ。残量が減ってもビニールなので中身の高さに沿ってくれて取り出しやすい。そして捨てる時は小さく丸められる。何より無駄な厚紙を使わずにすむ!市販の箱ティッシュは、各メーカーそれぞれが凝ったグラフィックを印刷していますが、正直、家の中に置いたとき、そればかりが目立つようで嫌だったのですが、ビニールのティッシュはただ白いだけで何の装飾もありません。そのまま使っても、カバーをかけても、いい。
デザインって、表層的な飾りを指して使われることが多いですが、本当は、使い勝手・不特定多数の人の好みや生活に馴染むこと・使い終わって廃棄されたときのこと、それら考慮された結果の総合なんじゃないかと思います。ビニールに入ったティッシュは、秀逸なデザインだと思うのです。


あ、鼻づまりでお喋りしづらい分、思わず指先で長々と喋ってしまいました。笑