節分が過ぎて、日の光も心なしか暖かになってきたように感じます。春分の日はまだ先ですが、旧暦の季節では春。寒さが苦手な私にとっては待ち望んだ季節がやってきます。新春、早春、と聞くだけで、すこしうきうきした気分になります。
先日は節分の夕飯にあさりのお吸い物をいただいたのですが、青物に近所で摘んできた「せり」を入れてみました。すこし苦みのある爽やかな香りがすばらしかったです。お店では残念ながら七草がゆの頃にしか目にすることがありませんが、日本のハーブと呼ばれるくらい、良い香りがします。
これからの季節はツクシ、ウド、タケノコなど色々な山菜や野草がいただける時期です。アクの強い、苦みのあるものが多いのですが、アク抜きの手間をも楽しく感じるほど、春のお野菜は生命力にあふれていて美味しい!寒さもこれが今年さいごと思って、たっぷり着込んで、野山に出かけます。